history
ご由緒
眞迎寺が所在する「仰木の郷(おおぎのさと)」は延暦年間に「伽太夫(がだゆう)」という仙人が一村を開いたと伝えられています。当時、村には大きな松の木があり、宵の明星が梢を美しく照らし、その光景を村人たちが仰ぎ見たことから、また、比叡山横川の霊木を仰ぎ見たことから仰木という地名が起こったと伝えられており、このように仰木の郷は横川の麓と言うことからして、比叡山との関わりが深かったと言えます。浄土教の始祖である恵心僧都源信の開祖である眞迎寺は正面に本堂があり、左側に薬師堂、右側に鐘楼と元三大師堂、そして飛地境内に地蔵堂があります。